住職日記   真宗大谷派 西念寺
 

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住職日記
  〜ご院家さんのひとり言(不定期更新)

2007年6〜12月分 2007年1〜5月分 

裏・住職日記「「花」のアルバム」(略して「花ブログ」)もヨロシク

 

 
 

前言撤回


 ……嘘なんかつくつもりじゃなかったんです。(;´д`)
 もちろん騙そうなんて考えてたわけじゃありません。
 でも、結果的には……(-_-;)

 始めてしまったんです。
  今年も……。

 そう、『バケツ稲づくり』を!!

 あんなに、「今年はもうやらない」と宣言していたのに……。

  小学生の娘が学校の『田植え体験』から帰って、

「苗や種モミ、余ったから欲しい人にはくれるって。」

と言っても、

「要らない。
 やらないから、絶対にもらってくるんじゃないぞ。」

ときつく言い聞かせていたのに……。

 ふと気が付くと、娘の部屋に水につかった『種モミ』が……。

 しかもすでに『発芽』している。 (ToT)

 
 
 
 仕方がないので去年使ったバケツに土を入れ、肥料もアレコレ混ぜ込んで、準備完了。
 充分過ぎるほど育ったのを見計らって 、娘と一緒にバケツに植えました。(この辺はもはや手慣れたものです。)
 
     
 
 『裏・住職日記』の方で「今年は『米』はやらない」とコメントしていましたが、やらないのは、『米作り』ではなく、『米のブログ』だった、ということにしておいて下さい。m(_ _)m

(6月30日)

【P.S】
 ところで、某掲示板で「 西念寺さんのHPの隠れファン」と言って下さった奇特なアナタ(そう、アナタです)、お宅のイネちゃんはお元気ですか? 

 
 

朋(とも)あり。遠方より……
       

 

 同門の先輩であり、かつ心許せる法友であるMr.ぎぶそんさんが ご本(左・画像参照)を出されました。所属寺院の記念事業の一環だそうで、当方にも一冊贈って下さいました。 \(^o^)/

 早速拝読しましたところ、まさしく「暮らしの中で真宗を語る」とでも言うべき内容で、お念仏の中で日暮らしするとはどういったことなのか、きわめて素朴かつ具体的に、ぶっちゃけて言えば堅苦しくも抹香臭くもなく、語られてありました。

 再読三読するうちに、行間からは、

「○○君、自分(注・関西弁で二人称「きみ」「あなた」を表す)なあ、いったいどんな関心で、いったいなんのために仏教 (真宗)を学んどるんや?」

といった、著者の肉声が、それこそ独特の関西弁のイントネーションで聞こえてくる気さえしてきました。


 中でも印象に残ったのは、下記の「真宗王国X ―与わったもの―」という一文でした。

真宗王国X ―与わったもの―
 私はご門徒から、よくほめられます。[あんた、ええ声してるね」「お経、ほれぼれするわ」「お説教、おもしろうて、よう分かったわ」。そんなことを言われているうちに、私はテングになっていきました。
 そんなとき、あるお婆さんが私に言いました。「あんたに与(あた)わったもんやね」。頭をガツンと叩かれたようでした。私にすでに与えられているということは、私の努力とか修行によって獲得したものではない、ということです。
 お婆さんの言葉は、何をうぬぼれてるんや」と私に聞こえました。」
                                (『スカッと念仏 ―モヤモヤが消える―』25頁)

 なぜこの一文かと言えば、たまたま私自身が「3月の法話」で、

「身も心も、私の全体が祖先からの贈り物、賜りもので出来上がっていると言えます。」

と書いていたからでもありますが、いつのまにか、それを「忘れて」しまっている自分に気がついたからです。

 ガツンとやられた自分が、そう気づかせてもらったはず自分が、元の木阿弥というか、いつのまにか「自分はエライ、スゴイ」に戻ってしまっている。
 気がつけば、「与(あた)わったもん」ではなく、自分の 「手柄(努力の成果)」としての「ええ声」、「おもしろくて、よくわかるお説教」……、に逆戻りしている。
 そして、心の中は「ワシがこんだけ努力して、苦労しとんのに、それをお前らときたら……」と周りに対しての愚痴やら憤りやらで一杯。

 また、「気づかせてもらった」どころか、「自分はそのことに気づいた。気がついたんだから自分はエライ。」と、折れたテングの鼻が今度は別の形で伸びて始めているのです。

 私たちの「我執」、「自力の執心」、「ワシが、ワシが……」の根性はそう生易しいものではない。
 だからこそ

「教えを聞くしかないんだ 。
 自分だけが救われていない人間だ
 自分こそが聞かなければいけない人間なんだ。 」

なんですよ、ねっ。河合さん。

「   蓮と鶏(にわとり)

 泥のなかから 蓮が咲く。
 それをするのは 蓮じゃない。

 卵のなかから 鶏(とり)が出る。
 それをするのは 鶏じゃない。

 それに私は 気がついた。
 それも私の せいじゃない。
               (金子みすゞ)」

 ……ハッ!!!(;゜Д゜)

 ……今「気がついた。」!!
 そういえば、まだ本の「礼状」送ってない。
 やばい、完全に「忘れて」た。
 ……(‐__‐ゞ)

 ……m(_ _)m ペコリ (この場を借りて、)ありがとうございました。

(5月21日)

 
 
 

ふと見ると
       

 


境内の「椿」がシャッターチャンス。

早速パチリで、即アップ。

(4月3日)

  思えば、この1枚から新企画「花ブログ」がスタートしたのでした……。
 

 
 

桜の思ひ出
           
― 「ホームページ開設秘話」
                                     と、いうほどのものでもありませんが ―

 私の住む米子市の近郊にちょっとした桜の名所があります。
 市内からクルマで約30分ほど走った南部町の法勝寺川土手に は約2kmも続く桜並木があって、満開の時分には見事な景観となります。

  今から7年前のちょうどこの時季に、ツレアイとまだ幼かった長男・長女の家族4人で桜見物と洒落込みました。
  河原でシートをひろげ、途中のコンビニで仕入れてきたお弁当で昼食を、というその時、小学校高学年とおぼしき男の子が2人、近づいてきました。

「 すみません。ちょっといいですか。」
「 ?……いいですけど、何。」
「 小学校の授業なんです。取材させてください。
 えっと…、どちらからこられました。」
「 米子から……」

 「取材」も終わり、

「何に使うの?
 壁新聞?」

と聞いたこちらの質問にかえってきた答えは、

「 いいえ、学校のホームページに載せます。」
(絶句。……じ、「時代」だ。)

 私が当ホームページの開設を決意した瞬間でした。

  あれから7年、増えたのは歳と家族とシワの数。
 減ったものはと言えば髪の毛の量と……(以下、自粛)

 今年は子供たちを連れて久しぶりに花見にでも出かけてみようか……。
(でもアイツらのことだ、「桜なんか見てもつまらない」という返事がかえってきたりして……(‐‐;)

(4月1日)
 

 


というわけで、法勝寺川土手ではなく、
近所の公園の桜の画像をアップ。
 


【追 記】

  タイトルの割にはちっとも「色気」のある話にならないのはなぜだろう……?

 それと最近、トップページのカウンター数が急増しているような気がするのですが、錯覚でしょうか。
 それとも、もしかしたら コ レ のせい……?

 
 

謹 賀 新 年

    「道」

此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ
危ぶめば 道はなし
ふみ出せば その一足が道となる
その一足が道である
わからなくても 歩いて行け
行けばわかるよ

                 (清沢哲夫『無常断章』より)

        旧年中の御厚誼に深謝し、本年も宜しく御指導の程お願い申し上げます。

(2008年1月1日)

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